福島原発20km圏内警戒区域の某所にて、放射性汚染土壌の封入・放射線実証実験を実施。
下水道放射性汚泥焼却灰、原発周辺の放射能汚染ガレキ等の「放射性廃棄物」の処理方法としては、「人工的に隔離された空間に100年以上安定した状態で保管すること」が世界標準であり、発生場所の近隣地中に封入するのが最も現実的であると考えられています。
条件1
封入物に 地下水が出入りしない。
条件2
封入状態で100年以上の安定。
(1)地中における強度(対地震等)
(2)地中における耐腐食性(対迷走電流等)
(3)耐塩性(特に封入したガレキに付着した塩分)
条件3
大量施工時に温度ひび割れ等が発生しない。
条件4
ガンマ線の遮断。
(封入した物から放射線が地表に出てこないこと)
具体的には
EAGLE 8 コンクリートの、「EAGLE 8 -C」を用いて地中に廃棄物を封入した巨大な人工岩を作成します。
→ この岩は上記、条件1・2を満たします。
圧縮強度は50N/mm2以上、曲げ強度は10N/mm2以上。
コンクリート等にも強固に付着し、圧縮強度、曲げ強度、耐性、耐熱性、靭性にも優れています。
EAGLE8は自ら発滅し、硬化します。硬化収縮しないので、温度ひび割れが発生しません。
→ 上記、条件3を満たします。
また、氷点下でも施工可能、且つ水中でも硬化する特徴を持つ為、季節要因、天候条件等に左右されず、施工が可能です。
EAGLE 8 シリーズの内、放射線遮断に特化した特別製品 「EAGLE 8 -G」を用いて、岩の上に遮断層を形成します。
層の厚さはガンマ線の強度に応じて調整します。
また、実証実験結果から、5mm厚で約60%、1cm厚で約75%の放射線を遮断できることが分かりました。※
→ 上記、条件4を満たします。
間違いのない事実であるということが確信出来ますが、目下、それを我が国の公的機関で実証していただくための諸準備を進めているところです。
※弊社算出データに基づく見解